第8回(2017年7月20日) 詩人・ジュディ・ハレスキ

7月20日(木)にLUNCH POEMS@DOKKYOの第8回目を無事開催することができました。
ご来場いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

 

 

第8回LUNCH POEMS@DOKKYOの動画です ぜひご覧ください↓↓

 (重くて表示されない際は、下記リンクか

  YouTubeにて「lunch poems dokkyo」で検索を~)

Lunch Poems@Dokkyo #8 2017

https://youtu.be/tp7SYili1eQ

第6回(2017年5月18日) 詩人・佐峰存さん

5月18日(木)にLUNCH POEMS@DOKKYOの第6回目を無事開催することができました。
ご来場いただいたみなさま、誠にありがとうございました。


5月18日は初夏と梅雨という相反するものが共存する天気の日でした。
2016年度H賞候補作『対岸へと』から詩を5編読んで頂きました。

佐峰さんは、小学生の頃より大学卒業までアメリカで13年間過ごされた経験があります。周りの人とコミュニケーションを取りたくても取れない経験が基礎にあり、この言葉にならない状態を書き落としていく過程で、自然にメモから詩という体型になり、詩を書かれるようになりました。アメリカでは高校までニューヨーク、大学はコネチカット州、現在は東京にお住まいで、場所のギャップをそれぞれ楽しまれています。

まず、「連鎖」という詩を読んで頂きました。
東京湾が身近にある環境で幼い頃と帰国後に暮らしている経験から、佐峰さんは東京=水のイメージをお持ちのようです。

ヘルマンヘッセの小説『シッダールタ』の「川は常にそこにありながら変わっている」という、水の流れは様々な解釈が可能であるという意味を含んだ1行より、佐峰さんは言葉も同じで一通りの解釈だけではなく、言葉そのものから受ける瞬間的なイメージを起点とした解釈など、様々な捉え方があると考えられました。そして、「連鎖」が書かれ詩集の一番最初に収録されています。

次に、自分自身の身体的な経験を言葉に置き換える実験的な詩である、「指に念じる 」を読んで頂きました。
ここでの「指」は佐峰さんの紛れも無い実体験が表現されています。

言葉でない感覚をいかに言葉の形にしていくか。そして、いかに言葉と言葉を繋げて感覚を越えられるか。実体験より確かな領域に踏み込めるか。そういった思考が佐峰さんの根底にあります。その意味でこの詩は、外側から入ってきたものを身体の感覚を通じて自分の中で確信に至り昇華させるのではなく、言葉によって心の中でより強い確信に至ろうとする試みの詩であると言えます。

次に、日頃の平日の体験をモチーフにされた「眠り支度」を読んで頂きました。

ここでは、深夜にタクシー帰りで疲れ果てた状態だったが書かずにいられなかったという佐峰さんのエピソードをお聞きすることができました。
この詩の情景はシンプルで、スーツを脱いで顔を洗う動作が描写されています。

どんな瞬間にも物凄く色々なものが詰まっていて、作品のきっかけになり得ることから、日頃の何気ない風景をまた同じ風景だと思いながらも、微生物の様な細かい感覚を広げて作品にされたようです。

次に、詩集『対岸へと』の最後に収録された作品である「黒い森から」を読んで頂きました。
この詩の根底には、言葉と言葉を繋ぎ合わせることによって、今まで存在しなかった感覚の世界を存在させることができるのかという佐峰さんの試行があります。

ここでは佐峰さんの言うところの、"言葉の地層性"について語られました。この世界に見えている全てのものは言葉によって出来ており、言葉と言葉を積み上げることによって世界そのものの立ち位置を僅かながら移動することが可能なのでは無いか。佐峰さんはここを起点として普段、詩を書いていらっしゃいます。特に「黒い森から」はそこを全面的に押し出した作品なのだそうです。

言葉同士がお互いを呼んできて、繋がっていき、言葉同士で作品を形成していく。これは、他の表現ジャンルとも共通するものがあるのでは?という考えより、ジャンルを跨いだ現代音楽の方ともこの詩を用いて活動されました。

最後に、佐峰さん自ら翻訳して頂き、英語で「砂の生活」を読んで頂きました。

これは、日本の現代詩は英語にした時にどういう作品になるんだろう?という試行になったそうです。英語にしていく過程で、難しい日本語の熟語が意外とシンプルになっていきました。これは英語でしか捉えられない感覚というものが存在しているからだ、と仰っていました。言語の体系によって、やはり感覚も変わっていくのでしょう。

質問コーナーでは、今を生きている感覚や詩との関連についてお話しされました。

現代は感覚で物事を感じながら言葉として昇華させていく流れの中で、色んな情報の持ち方だったり、コミュニケーションのあり方が多様になって来ていて、その中で言葉の使われ方も変わってきている。特に、言葉はその中に閉じ込めておくものではなくて、感覚を通じて感じていかなくてはいけないもの。良くも悪くも目まぐるしいこの世の中を表現と結びつけられないか虎視眈々と見て生活している。

同じ現代に生きる者として、言葉との付き合い方を考えさせられる回でした。

次回は6月15日に三角みづ紀さんをお迎えします。
みなさんのご来場を心よりお待ちしています。

セットリスト
#1  「連鎖」
#2 「指に念じる」
#3 「眠り支度」
#4 「黒い森から」
#5 「砂の生活」(英訳 ver.)

  椅子に座っている中央が佐峰存さんです。

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Lunch Poems@Dokkyo #8 2017

https://www.youtube.com/watch?v=DqojW4DO-T0

第5回(2017年4月20日) 詩人・暁月ミセイさん

4月20日(木)に今年度では初となる、LUNCH POEMS@DOKKYOの第5回目を無事開催することができました。
ご来場いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
また本年度もどうぞよろしくお願い致します。

そしてこの記念すべき回にご出演くださったのは、詩のみならずエッセイや短編小説なども手掛け、マルチな才能でご活躍中の詩人・暁方ミセイさんです。

2011年、詩集『ウイルスちゃん』(思潮社)で第17回中原中也賞を受賞され、今回のイベントでもその詩集の中からリーディングをしてくださいました。

『ウイルスちゃん』に収録されている詩のほとんどは、暁方さんが大学生のときにお書きになった作品ということで、詩の朗読だけではなく大学時代の過ごし方やその中で詩を書くようになったきっかけ、また就職活動のことまでお話いただき、これも学生主体の本イベントならではの、大変貴重な時間になりました。

また、歩きながらや旅をしながら詩を書くことも多いという暁方さんが「中国紀行」を朗読する際に語ってくださった、驚きのエピソードなども必聴です。

次回は、5月18日(木)に 佐峰存さんをお迎えし開催致します。
みなさまのご来場、心よりお待ちしております。

セットリスト
#1 「死なない朝」
#2 「埋め火」
#3 「中国紀行」
#4 「空き部屋」
#5 「からあるくみち」

  椅子に座っている中央が暁方ミセイさんです。

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Lunch Poems@Dokkyo #5 2017

https://www.youtube.com/watch?v=xFNs1gHtTIM

 皆様こんにちは。この度、LUNCH POEMS@DOKKYOの二代目実行委員長を務めさせて頂くことになりました、園田です。こうした環境で新しい春を迎えられ大変嬉しく思います。これからおよそ一年間、何卒よろしくお願い申し上げます。

 さて、先日獨協大学では卒業式が執り行われ、私の中でとても偉大な存在だった先輩方が堂々と旅立っていく姿を目の当たりにして、誇らしく感じると同時にぽっかり胸に穴があいてしまったような気もしています。下記には、初代実行委員長を務めた岡野さんからコメントをお寄せて頂いたので是非、ご覧下さい。

 とうとう我々も新学期が始まり、LUNCH POEMS@DOKKYOも四月からまた本格始動となります。本イベントを通じて皆様にお会いできることを心より楽しみにしております。

(写真はLUNCH POEMS@DOKKYO初代実行委員長岡野さんの卒業式にて。)

以下、岡野さんコメント

 

 原成吉ゼミナールOBの石田瑞穂さんからこのイベントの企画をもちかけて頂いたときは、とても楽しいイベントになりそうだとワクワクして、ぜひ卒業前に実行委員長をやりたい!と立候補させていただきました。

 

 本当に手探り状態で始めましたが、これからもっとたくさんの人が詩に触れる機会をもてる場になればいいなと思っています。

第4回(2017年1月19日) 詩人・石田瑞穂さん

第4回は詩人の石田瑞穂さんにお越しいただきました~

オーディエンスのみなさん、ご来場ありがとうございました!

 

石田さんは獨協大学、そして原ゼミの卒業生で

このイベントのディレクターもされています。

 

石田さんは今回「Aflo Blue」という詩を読んでいただく際に

Mongo Santamariaの"Aflo Blue"を流すという試みをしてくださいました。

ジャズと一緒に詩を朗読

ビート詩人のポエトリーリーディングを思い出しますね。

 

石田さんの詩に日本を舞台にしたものが少ないのは、

海外の土地での他者との交流・Interplayを重視しているからとのこと。

このLUNCH POEMS@DOKKYOでは、

リーディング後に詩人に質問をする時間もあるんですよ~

 

今回で2016年度のLUNCH POEMS@DOKKYOはおしまい

次回は2017年度の4月です、お楽しみに🎵

 

本イベントのディレクター・石田瑞穂さんのブログ

【リンク📎】石田瑞穂のブログ トラヴェリング・ソング

第四回「LUNCH POEMS@DOKKYO」無事終了

http://traveling-songs.blogspot.jp/2017/01/lunch-poemsdokkyo_30.html?m=1

  椅子に座っている方の、中央が石田瑞穂さんです

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Lunch Poems@Dokkyo #4 2016

https://youtu.be/9w7CDaj13Hk

第3回(2016年12月15日) 詩人・田野倉康一さん

第3回は詩人の田野倉康一さんにお越しいただきました~

オーディエンスのみなさん、ご来場ありがとうございました!

 

田野倉さんの「真景(イメージ)」という詩からは

歴史や様々なジャンルのアートへの造詣の深さを感じました。

 

田野倉さんにはリーディングだけでなく

軽妙なトークで、めったに聞くことのできない詩人の日常生活から

詩をつくるきっかけとなった体験まで幅広く語っていただきました。

 

本イベントのディレクター・石田瑞穂さんのブログ

【リンク📎】石田瑞穂のブログ トラヴェリング・ソング

第三回「LUNCH POEMS@DOKKYO」に田野倉康一さん出演

http://traveling-songs.blogspot.jp/2016_12_01_archive.html

椅子に座っている中央が田野倉康一さんです

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Lunch Poems@Dokkyo #3 2016

https://youtu.be/DkivNPjzVP8

第2回(2016年11月17日) 詩人・大崎清夏さん

第2回は詩人の大崎清夏さんにお越しいただきました~

一般のオーディエンスの方にも大崎さんに質問していただいて楽しかったです!

お越しいただいたオーディエンスのみなさん、ご来場ありがとうございました!

 

大崎さんに最初に自己紹介として読んでいただいた「かっこいい女」のエッセイは、就活を終えた4年生には心にグッとくるものがありました。

 

朗読していただいた「わたしは朝日が眩しくて……」は

字で読んでも心に迫るものがありますが

大崎さんご自身に朗読していただくと、その感じがより増しますね。

ポエトリーリーディングの醍醐味を味わえました~

 

本イベントのディレクター・石田瑞穂さんのブログ

【リンク📎】石田瑞穂のブログ トラヴェリング・ソング

第二回LUNCH POEMS@DOKKYOに大崎清夏さんが出演

http://traveling-songs.blogspot.jp/2016/11/lunch-poems-dokkyo.html

 椅子に座っている中央が大崎清夏さんです

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Lunch Poems@Dokkyo #2 2016

https://youtu.be/Uhh6WN7RWDE

第1回(2016年10月20日) 詩人・岡本啓さん

第1回は詩人の岡本啓さんにお越しいただきました~

今回が初めての開催でしたが、滞りなく終了しました!

お越しいただいたオーディエンスのみなさんご来場ありがとうございました!

 

岡本さんにはご自身の旅の話を交えながら詩を朗読していただきました

中でも、岡本さんが旅先で録音した、橋の下で反響する音を聞いてから

「訪問販売」という詩の朗読に入ったのが印象的でした

 

本イベントのディレクター・石田瑞穂さんが

今回のイベントについてブログに書いてくださいました

ぜひご覧ください~

 

【リンク📎】石田瑞穂のブログ トラヴェリング・ソング

第一回「LUNCH POEMS@DOKKYO」開催!

http://traveling-songs.blogspot.jp/2016/10/lunch-poemsdokkyo.html

 

  椅子に座っている方の、左から本イベントのディレクター・石田瑞穂さん

  今月の詩人・岡本啓さん、本学教授・原成吉先生です

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Lunch Poems@Dokkyo #1 2016

https://www.youtube.com/watch?v=TyATxnonJiA&t=1318s