2017 spring
あしもとにめをやると
ぽっぷこーんがこなごなで
もとにもどすはないものねだり
じっとみつめてそっとはじいた (T.S)
そっとこころのおくのおくのおくそこに
あなたのえがおがしずんでいく
そこにはぼくそこにはあなたがある
ぼくとあなたはぼくであなた (Y.T)
ぼくをばかにするな
ぼくのしかいにはおまえはいない
あんたとよばれるすじあいはない
ぼくをにくんだおまえがまけだ (R.M)
きみのわがままにまけてしまったよ
とけいのはりをむりやりもどしたってしょうがないのに
きみはさつたばをかきあつめて
かえもしないじかんをかおうとしている(L.N)
じかんはこくこくとすぎゆくから
これからのじんせいにおいていちばんわかいのはいまこのとき
わきあがるかんじょうをときはなつ
だれにもあゆめないみちをいくんだ(S.F)
ゆめではげしくころされたいような
ただますくをつけてまちをあるきたいきもち
うみにしずんでいくまちは
わたしだけをはまべにおきざる(J.K)
べにいろのくれよんで
きみをかいたんです
こうとうのちまたでひとり
やさしさをおもいだしたんです(Y.M)
おもいおもいとなげいてる
まぐまがそこにへばりつく
むじんとうでふたり
とうもろこしがたべたいと(M.K)
たいたいおめでたい
わらいあうこえはそらたかく
ひろいとかいのけんそうへ
とけてながされきえていく(R.H)
ながくてくらいとんねるのなか
こわくてかおをうずめてる
さむくてとてもせまいばしょ
だれかのたすけをもとめてる(M.K)
てるてるぼうずてるぼうず
つるつるじゃないぼうず
あついぽえじーもとめてる
かならずこえるふろすとさん(M.A)
こえたなじぶんぶくぶくぶく
だってごはんうまいんだもん
そとはつめたいきよいかぜ
しろいおやまがきらきらり(M.H)
おしおをひとふり
おさらのうえのゆでたまご
さめちゃうまえにぼなぺてぃ
とろとろきみのほっぺがどろり(S.N)
きみのこころをみてみたい
いつもいっしょにわらいたい
ふたりをつつむあたたかさ
たいようよりもあたたかい(H.Y)
たいようはとうにゆめうつつ
なっつとかんしゅがしたをうつ
たいむらいんもひえきって
きょうもじぶんをなぐさめる(R.S)
もじをならべてことばをつくり
つくったことばのからだをひきさく
なまあたたかいちがあふれでて
あらたないのちうまれおちる(K.T)
おちるおちるあなのなか
ふしぎのくにのありすのこりす
ぬるまゆのにちじょうをぬけてみれば
ぽっかりふじがくものうえ(S.H)